拳銃を造り続けて25年の男逮捕なのだそうだ。どこまで器用なのか。ってか、家内制手工業でチャカ程度なら出来てしまうということか?しかしネットオークションで売っちゃだめだろうよそりゃ…このへん、これ本人??匠の技はすげぇけど商人としての才はいまいちだった。相当割に合わないような気がする。どこまでも職人気質。
これで性能を良く調べたらトカレフより優れていた、とかだったら不謹慎ながらリスペクト感を禁じえない。服役中作るであろう工芸品はプレミアものかもしれない。欲しい。
いや、しかし惜しい。その器用さを他に活かせば人間国宝も夢ではなかったかもしれないのに。
居合いの試し斬りをこないだやりまして、日本刀を色々触らせていただいたのですがね、すごいっすねあれは。やばいです。引き込まれますね。
で、本題ですが、日本刀は銃刀法とはちょっとくくりが違うのです。ある意味特別扱いなのですね。専門家ではないので、正確な情報ではないかもしれませんが、知っている範囲で書きますと・・▼
通常の刃物や銃はもちろん基本的に携帯できませんし、所持するに当たっては保管場所を届け出てたり持つ人に免許や許可が必要です。
でも、「日本刀」と認められたモノは「伝統工芸品、あるいは芸術品としての扱い」なのです。日本刀として認められるには日本刀伝統の生産方法に則って作られる必要があります。国家から「これは日本刀である」と認められたモノだけが、昔のもの含め証明書が付随されます。いわば「刀の戸籍」が国家で管理されているわけです。ここが銃器とは違うところでして、扱う本人が管理されるのではないのですね。あくまで刀の側に「証明書(正確には登録証)」が付きます。
で、所持する人は、「今のその刀は私が持っていますよ」と「教育委員会」に届ければそれで持つことができるんです。(もちろん、携帯する際脇差したり抜き身でうろついていたら即捕まります。)
つまり、「刀」と「証明書」と「その刀を持っている人が誰か」を国が管理している、というのが日本刀の図式です。銃とは全く違います。教育委員会というのも面白いでしょ。昔は文部省だったそうです。芸術品ですから。それが文部科学省になったやらなにゃらで今は教育委員会になっているらしいですね。こうなった経緯はいろいろあったようですね。「銃刀法 日本刀」などでググると色々出てきますよ。
で、今の刀鍛冶さんは、日本刀の年間の「生産数」を定められているそうです。日本の伝統文化という捕らえ方ですから、当然「伝承者」が必要なわけで、そういった捕らえ方をすればご納得いただけるかと思います。
確かに戦後のものは江戸期以前のものに比べれば色々差異、劣る点があるそうですが、一概におしなべて劣るとも言えないそうです。昔のものも今のものも、「いいものもある、悪いものもある」ということです。
ですから、刀剣市場(というかあくまで「日本刀市場」)については正当に取引されているんです。当然良いものは高い値が付きます。
したがって、
>(有体に言えば、刀を売ってそれで生活できるのでしょうか)
これは、きちんとした刀鍛冶の職人さんであれば、堂々と生活できるわけです。現代の職人さんであっても、銘刀を作り出せば後世に名を残す事が十分可能だといえます。他にも、砥師(刀を研ぐ人)も職人としてちゃんと生活なさっています。
「自宅で作っちゃった」的なものは日本刀として登録も証明書も着きませんので、正当には取引できません。闇ルートでしかさばけないわけです。単なる「刃物」且つ「武器」なわけで、これは所持しているだけで捕まります。果物包丁より短くても十分捕まります。
良く問題になるのが、「軍刀」の類です。これは戦時中貨車の「板バネ」を鋳直したりして作ったもので「日本刀」として認められません。所持するには銃器と同等の許可(所持許可証)が必要になります。持つ「人」に許可証なり免許なりが必要になるわけです。毎年更新しなくてはなりませんし、保存状態の立ち入り検査もあるそうです(詳細はわかりませんが)。また、新たに「蔵から出てきた」などの場合も、軍刀の場合「先祖の形見」といった「憂慮すべき事情」が無いと、まず許可は下りないそうです。ようするに「没収」ですね。鋳潰されて御仕舞いです。たとえ祖父の形見として認められたとしても、許可されるのは申し出た「一代」だけとされてしまうこともあるそうです。
なるほどねえ・・・しばし無言。
たしかに刀であれ銃であれ、目的を極めた物
(この場合は人を殺すという物騒な目的ですが)
には、なにか人を惹きつける危険な引力が
あるように思いますね。
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技術者のはしくれとして、物を作り出す人には
尊敬を感じるのですが、やっぱ作っていい物と
悪い物はありますよねえ。
いつも不思議に思うのは、現在の刀鍛冶という
人達は、作った刀をどうするのでしょうか?
(有体に言えば、刀を売ってそれで生活できる
のでしょうか)
刀剣市場で、昔々の名工の作った物が
高い金で取引されるのはわかるが、最近できた
刀なんて、高い値がつくんだろうか?
それとも[その筋の人達」に、こっそり売って
しまうとか?(そりゃまずいんじゃないかい)
投稿者:単身赴任 | 2007年05月10日 19:18