シネマ

諸兄ライダー

何故か私の誕生日というと「処刑ライダー」をくれる人がいる。数年前ビデオを貰って、今年はDVDであった・・・で、性懲りも無くまた見てしまって涙ぐむ(笑いで)私がいる。

スカンク、頭悪そうで良い。身近にいたら困るけど。

スカンクとガタボーイが吹っ飛ぶ前の挿入曲が「ビリーアイドル」だぜ。(若い人はしらねぇだろうなぁ) れべる えーーる もー もー もー って聞きながら吹っ飛ぶスカンク。イカシ過ぎです。

しっかしチャーリー・シーンってばどーしてもB級で素敵だ。今回DVDにパワーアップした関係で、 キャスティングだの経歴だのがおまけで載ってるので更に笑わせてもらった。 私と同い年というのもかなり笑ったが、『主な出演作品』の項。 その記載の最初が地獄の黙示録・・居た?マジ? で、直近作品が 『マルコビッチの穴』ってそれかい!(爆笑) (なんでこれが笑えるかは「マルコビッチの穴」を見てね。こっちは映画自体はB級ではありません) しかしすっごい映画に出ているのに印象に残るNo1が『ホットショット』とこれ(処刑らいだー)しか無いし。

欧米の貞子さん

最近映画づいてます。今日はハリウッド『The Ring』をば拝見。映像が綺麗でした。貞子よりこっちの方が怖い

いろいろ欧米風の怖さへの変換があって、欧米の貞子さん《にあたる役》が子供だったり、どーゆー訳か馬を絡めてきたり、一切『超能力』という概念が払拭されて代わりに『オカルト』っぽいノリが加味されてたり 等など、下手すりゃB級になりかねないものを良くぞここまで纏めておられて感動した。かなり収益もあったそうだし、時期作も既に来年にうあるそうだし(ストーリーは日本のものとは違う方向に行くそうだ)楽しみ。

で、面白かったか?といわれれば勿論面白かったんだけども、やっぱし私ら日本人にとってリングは「見過ぎている」というのがあるからなぁ。怖さも半分で、変な余裕があって(それでも十分怖ぇぇんだけども)本当の意味でこの映画を楽しむ感じとはちょっと違ったように思う。
最後のシーンは、貞子というより、エクソシストが頭に浮かびました。

私はかなり前、全くの偶然に初の映像化だった、高橋・原田(&浜田万葉)編のTV物を「うっかり」ライブで見ちゃったのです。もうね、その日はいい年こいてトイレが怖かったもの。 しかも何故か偶然ビデオに録っていたので何度も見ちゃった。ほんと、画質も悪くて超B級ホラーのノリなのだけど本当に怖かった。
その貞子さんはテレビから出てきたりしなかったし、すごんく綺麗な少女だったんだがそれが妙に怖かった。 だから、その後の、松島・真田(&中谷)編はなんか妙な気分で、正直あんまし好きではなかったのね。 変に怖がらせようとしてるみたいで。ストーリーだけで十分怖いのに無理してるような、そんな感じで。 でもこのリメイク版は静かな感じでよかった。まぁもうこの辺は好みの問題だと思うが。怖さは日本版の方がはるかに上でしょう。

貞子はん←この眉毛の無い貞子は「ADさん(男)」だそうだ。眉毛は剃ったか抜いたかしたらしい。しかもまぶたの上にセロテープ張って、目を見開いて、思いっきり下を向いてあの形相を作ったと聞くに至っては、もう笑うしかない。そのAD氏はこないだテレビに出てきてしまったのでおかしなものだが怖さが急に萎えた。

吉野家とモランボンと座頭市

吉野家2ヶ月連続で売り上げ減だそうです。やぱし『豚』ではいかんか・・そーだわな・・ 豚丼って家で作れるもん。それもかなり美味いし、簡単だし。(肉も安いしね)

こないだ、「モランボン」の豚丼のたれ ってやつで豚丼作ったら美味いのなんの、簡単だし、独身男性にお勧めですわい。ただ焼いて、最後に「たれ」かけて、飯の上に乗せるだけだし。

やっぱ、築地一号店みたく、高くても良いから国産の「牛」で作ろうよ、牛メシ。もともと牛メシってそんな安い食い物では無かったんだから。(ハンバーガーも高かったよな)



「座頭市」のDVDを買ってしまったのだが、ずっと見れずにいた。で今日見た。これはやっぱし面白い映画だーねー。それにしても、逆手に構えてよくあれだけ動くものです。ものすごく手首が柔らかくないとああは振り回せないです。どうしても気になるのは、仕込み杖の剣って「反り」が無いのに、よく刃と峰を間違えずに抜けるもんだな・・と。一生懸命切ったつもりが、すべて「峰打ちじゃ!安心せい!」てな事にはならんのだろうか・・・杖になんか目印がついているのか?。鞘に収めるのも難しいような気がする。

以下はネタバレなので見て無い人は読まないほうが良い。
----------------ネタバレ注意-----------------

浅野氏扮する用心棒が最後に逆手で抜こうとして、逆に座頭に順手で抜かれ袈裟切りされちゃうシーンで、抜く前にそっと刀をくるっと回したあたりが凝っててよいですねん。あの裏をかくのは、座頭市が目利きじゃないとわからんだろう。初段のフセン(こんな狭いところでそんなふうに刀持っちゃだめだよ)に策士策に溺れた感じで浅野氏がほくそえむのが好き。でもやっぱ腰に差した大太刀を逆手で抜くのは難しいから辞めた方がよかったさー。小太刀投げちゃったからしょうがねーけどもね。

このシーン、現場で当日「逆手で」ってなったそうですね。

人生はこうも人の顔を変えるのか

顔

ガタカ

最近いろんな意味で世の中に適合出来なくなっている自分を感じている俺ですが、みなさんお元気でしょうか。

銀行で硬貨を預けようとしたら機械が「がしょんがしょんがしょんがしょん」と音ばかり立てて何のアクションも起こさないから行員に文句言ったら「お客様、こんなものが混ざっていました」と'ボタン'を差し出されたり、

携帯で囲碁ゲームやってたら夢中になってしまい、電車を乗り過ごして、あわてて引き返したのはいいけど、今度は改札で「切符が無い(どっかに落としたらしい)」ことに気が付いて、逆方向から降りてきたにも関わらずどう言い訳しようか散々悩んだりな毎日だ。

適合。 不適合。
世間では遺伝子操作(とまでいわないか。体外受精なのかい?)の話題が持ちきりのようだ。

いずれ私の大好きなSF映画「ガタカ」のような世界になるんだろうか。


心情的には遺伝子操作なんて反対だ!だけど、その場にいたらどうなのか。あと100万出せばお子さんのIQは100のところが110になりますよ、と言われたら、親としてどう対処できるのか。

実は映画ガタカの未公開シーンではお値段についての交渉場面もあるのだ。これが入っていたら公開に際して色々もめたと思うぞ。

「ガタカ」では、(科学の子に対して)「神の子」 は非合理的であり、被差別語となってしまっていると解釈できる。

金メダルを取るべくして生まれ(おそらく)最高の教育を受けた(のだろう)が銀にしか届かなかったゆえに自殺を図り、しかも失敗して足を不自由にしてしまい自堕落な生活を送るジェロームを演じるジュード・ロウと、神の子であり、結果として遺伝子不適合者でありながら宇宙飛行士を夢見てジェロームに成りすますビンセントを演じるイーサンホーク。今こそもう一度この映画を見てよくよく考えてほしい。いい映画だよ。

ヒーローになりたいと思う人は多いと思うけど、ヒーローの息子になりたいと思う人はあまりいないと思うよ。世にいる2世の方々を思い浮かべて見ればわかるだろう。子供さんたちのプレッシャーはいかなるものか。

ましてや親はたいしたこたぁねーのに、科学の力で期待ばかりか金までかけられた子供はいってーどうすりゃいいのか。

やっぱどうひっくり返ったって子供はおしなべて永遠に神の子であるべきだと思う。


ゲド戦記 における 蘊奥

 カテゴリーに「シネマ」というのを作ったはいいもののろくに書いていない。
 基本、こういうネタに対して、好きなものの事しか書かないようにしている。好みもあるから。
 面白くなかったとか、そういうのは書かなければいいのだ。それが大人というものだろう。どうしても許せないならそれはそれで立場を明確にするのも大人として必要だとは思うが、微妙なものには触れないようにしたいと思っている。
 どんなに名画と言われているものだって、嫌いな人はいるし、超B級だって好きな人がいるからB級の名誉を得られるんだ。ET はいい映画だとは思うが、処刑ライダーの方が私は好きなように。

 で、ゲド戦記をテレビで見た。
 さすがジブリであった。こんな見所があるとは思わなかった。
 私的に一番の見所、というかこの作品の上で一番の「蘊奥」、と言える部分がこれだ。

 アシタカがタコじゃなくてクモの居城に駆けつけるシーンがあるだろう。終わりの方だ。
 やってきたアシタカに田中裕子じゃなくてクモがこう言うだろう?。

「よく来たな、アシタカ。 あしたかったぞ」

 ここだ。見事だった。実にさりげない。実に隙が無い。
 どう聞いても田中裕子りんは「会いたかったぞ」とは言っていない。 あ・し・た・か・っ・た と聞こえる。(と思う)

「ついにセルジオ越後の上をいったな、裕子」 

 思わず私はテレビに向かってつぶやいた。
 ばーかなーげこと田中裕子のファンでいて良かった、とこのときほど己の先見の明を自負したことは無い。あとのシーンは涙で霞んで見えなかった。というか風呂に入った。

 できればこの時点で舞台が割れて菅原文太と田中裕子りんが落ちるか、レッドカーペットが右の方に動いて行って左によろけて欲しかったが、それは贅沢な悩みと言えるだろうか。